ぎっくり腰

ぎっくり腰（急性腰痛症）は、突然発症する激しい腰の痛みを指します。

特定の動作や状況がきっかけとなることが多く、一般的には重い物を持ち上げたり、急に体をひねったりした際に発症しますが、特定の原因がなくても発症することがあります。

• 急激な痛み・・・突然の鋭い痛みが特徴で、動くのが困難になるケースが多いです。
• 運動制限・・・痛みのために身体動かすのが難しくなります。

１．過剰な負荷や無理な動作

• 重い物の持ち上げ・・・重い物を持ち上げるときに腰に過度の負担がかかり、筋肉や靭帯が損傷することがあります。特に正しい持ち上げ方をせずに行うとリスクが高まります。
• 急な動き・・・急に体をひねる、屈む、伸ばすなどの動作が腰に負担をかけ、ぎっくり腰を引き起こすことがあります。

２．筋肉や靭帯の疲労

• 長時間の同じ姿勢・・・長時間座りっぱなしや立ちっぱなしなど、同じ姿勢を続けることで腰の筋肉が疲労し、ぎっくり腰のリスクが増します。
• 筋肉の過度な仕様・・・激しい運動や労働により筋肉が疲労しているときに、突然の動作をするとぎっくり腰になりやすくなります。

３．筋力の低下

• 運動不足・・・日常的に運動をしていないと、腰を支える筋肉（腹筋や背筋）が弱くなり、ぎっくり腰を引き起こしやすくなります。

４．不適切な姿勢

• 不良姿勢・・・デスクワークやスマートフォンの使用などで前かがみの姿勢が続くと、腰に負担がかかりやすくなります。
• 不安定な姿勢・・・姿勢が悪い状態で重い物を持ち上げると、腰に過度の負担がかかってしまいます。

５．環境要因

• 冷え・・・寒い環境や、寒暖差の大きい環境で筋肉が硬直しやすくなると、ぎっくり腰になりやすくなります。
• 湿度・・・湿度が高く、筋肉や関節の柔軟性が制限されたときにリスクが高まります。

６．過去のぎっくり腰歴

• 再発リスク・・・過去にぎっくり腰を経験している人は、その後もぎっくり腰になりやすい傾向があります。これは筋肉や靭帯が完全に回復していない場合が多いためです。

７．精神的ストレス

• ストレスや緊張・・・精神的なストレスや緊張が筋肉のこわばりを引き起こし、ぎっくり腰を誘発することがあります。

• 正しい姿勢を保つ・・・日常生活や仕事中に正しい姿勢を意識して、腰に過度な負担をかけないようにします。
• 運動習慣の確立・・・腹筋や背筋を鍛える運動を取り入れ、腰の安定性を高めていく。
• 重い物の持ち上げ方・・・重い物を持ち上げるときは、腰を曲げずに膝を曲げて脚の力で持ち上げるようにします。
• 冷え対策・・・寒い季節や冷えやすい環境では腰を冷やさないようにする。

ぎっくり腰は再発しやすいため、日常生活での予防が大切になります。

日常生活で腰に負担をかけないように、正しい姿勢を保ち、適度な運動を取り入れ、筋力を維持することが予防につながっていきます。

特に、赤ちゃんを抱っこすることが多いママさんは、腰に負担がかかってきますので、抱っこ紐を適正に調整して負担がかからないようにしてください。

当院では、ぎっくり腰の原因となっている筋肉にソフトなアプローチをおこない痛みを和らげいき、身体を動かせるように施術していきます。

ぎっくり腰は、１度の施術で痛みを取り去ることは難しいため、焦らずに数回続けて施術を受けていただくとこで、回復に向かっていきます。

当院では、ぎっくり腰のお客様を多く施術していますので安心しておまかせください。